トリミングで行うお手入れについて
動物病院にて年一回の狂犬病予防接種や混合ワクチン接種、健康診断は気をつけてしっかり行っているけど、トリミングは半年に一回というようなことはありませんか?皮膚や耳の異常など、毎日一緒にいると発見しにくいことをトリミングスタッフが発見することも多いです。
大切な愛犬に健やかな毎日を送ってもらうためにも、ぜひ定期的なトリミングのご利用をおすすめいたします。こちらでは、トリミングで行うお手入れについてご紹介します。
シャンプー
人間と同じ様に、ペットとして一緒に暮らす犬たちにもシャワーが必要です。ですが、人間のように汗をかいてベトベトするから、汗臭いからという理由だけでシャンプーをする訳ではありません。犬の場合は、被毛を清潔に保つことと、ノミやダニの予防のためにシャンプーをします。
爪きり
爪が長すぎると、体を掻いた時などに自分自身を傷つけてしまったり、悪気はなくても人を傷つけてしまいます。また、歩いている時に転んだり家の中の柱やフローリングに傷をつけてしまったりします。愛犬の安全のためはもちろん、飼い主様が安心するためにも定期的に爪きりをする必要があります。
耳そうじ
耳の中の汚れがひどくなるとイヤな臭いがするだけでなく、耳の病気を引き起こす可能性があります。犬がしきりに耳の中を掻いたり、イヤな臭いがする場合は注意してみましょう。さらに耳の中が赤く腫れていたり、汁が出ているようなひどい状態の場合は早めの対処が必要です。
特にたれ耳の場合は耳の中の風通しが悪く、湿気がこもりやすいので耳そうじが重要になってきます。耳ダニの予防薬についてなどもお気軽にご相談ください。
肛門腺しぼり
犬のお尻には肛門腺という分泌器官があります。そこから出された分泌液が、肛門嚢というニオイ袋にたまってくるとかゆみや炎症の原因となります。
もし犬がお尻をよく気にしていたり、しきりにお尻を床にこすりつけていたら分泌液が溜まっている証拠かもしれません(ただその仕草がクセだという犬もいます)。その際は分泌液を搾り取っていただくか、難しい場合は動物病院かトリミングサロンにご相談ください。
ブラッシング
ブラッシングもきれいな被毛や、健康な皮膚を保っていくために必要なお手入れです。特にプードルやマルチーズ、ヨークシャーテリアなどの長毛で抜けにくい犬種は、毎日のブラッシングで毛玉やもつれをほどいていくのが理想です。
毛玉やもつれをそのままにしておくと、どんどんひどくなっていきます。ひどくなってからのケアでは犬に大きな負担をかけてしまいます。愛犬のことを考え、日頃からのケアと定期的にプロにしっかりとお願いしていきたいですね。
愛知県小牧市にある当院では、トリミング室とペットホテルを併設しております。トリミング利用の方には、料金無料の健康診断を行っております。皆さまのご来院を、心よりお待ちしております。